活動方針

理事長所信

【はじめに】

人は、自分ではない誰かのために、何かのために行動をするときに大きな力を発揮し、その体験や経験の蓄積が、成長となって自らへの元へ還ってくることを知りました。 何事も分かった気になって、全ての物事を俯瞰で見ていた何者でもない青年に対し、その先輩達は真正面から向き合い、誰かのために本気に取り組む素晴らしさを教えてくれ、己の浅薄で幼稚な人間性に気付かせてくれました。 青年会議所は、誰かの心を動かし、その人の行動や未来を変える力があることを、私は自身の経験から知っています。私は幸運なことに、多くの先輩が人の心を動かした場面を目の当たりにしてきました。当然、人の心を動かすことは容易ではなく、全てがそうなったかというと、成功例は一部かもしれません。しかし、人の心を動かした事例には、共通して必ず、心底から溢れる本気がありました。一見では非合理とも思える膨大な行動量や、相手の成長を真に願い何度も何度も例会や委員会へ誘う責任感など、過去の私では諦めたり無駄だと勝手に線引きしていたようなことを、心の底から人のため、誰かのために実行してこられた先輩方の姿に、私は大きく感情を揺さぶられ、本気とは何なのかを至近に肌で感じました。 活字や机上からは生まれない、圧倒的な行動量と責任感からのみ生まれる本気こそが、人の心を動かし、行動を変えさせ、未来を変えることができます。そして本気になれる人財を創出することもまた、人の心を動かさなければなりません。全ての行動に熱意と責任を持ち、本気になれる人財で溢れる組織でなければ、心を動かすことや地域を変えることはできません。 誰かがやるのではなく、まず私から、貴方から始めましょう。行動を起こしましょう。人々の心を動かし、行動を変え、未来を変える程の、本気で。

【愛を信じ、地域に豊かさを創造する】

我々JAYCEEは「明るい豊かな社会の実現」を使命として日々活動しており、地域経済の牽引役として社会的発展と経済的発展の二軸両立に努めなければなりません。 我々の住み暮らすかしま地域は、鹿島臨海工業地帯を中心とした工業、海山川に囲まれた豊かな自然とそれに伴って発達した漁業や農業を主な産業とし、更には鹿島神宮を始めとする歴史文化、都内や空港までのアクセスの良さや温暖な気候など地理的にも多くの魅力を有する地域です。これらの豊かな地域資源と人的資源を最大化させ、物心両面の豊かさを地域に創造します。 まずは経済的な豊かさをもたらす人財の創出と発見、育成に取り組むことが急務です。生産年齢人口の減少は全国的にも大きな課題であり、私たちの住み暮らすかしま地域も例に漏れず直面している課題で、地域の経済活力が失われることは地域の経済人にとって看過することのできない由々しき事態です。かしま地域の最大のシンボルの一つである鹿島神宮を中心とした宮中地区商店街を例にとっても、小売事業の売場面積や従業員数はピーク時より大幅に減少しており、かしま地域最大の観光者数を誇る鹿島神宮の門前町でさえもその賑わいが失われております。自らの将来ため、或いは家族の未来のために日々経済活動をしている大人が、先行きが見えない不安と戦い続ける時代にあって、地域の子どもたちは笑顔で健やかに成長することができるでしょうか。東京青年商工会議所の設立趣意書にもある通り「青年の持つ熱と力とを以って産業経済の実勢を究め、常に認識を新たに」し、経済分野においても地域を牽引する人財となる事がJAYCEEには求められております。 そのため私たちは地方創生の新たなモデルとして、国家戦略として推進されるローカルゼブラ経営に取り組み、まずはその一歩目として鹿島神宮を中心とした鹿嶋市中心市街地に新たな活力を生み出し、一層魅力的な地域資源へと進化させるべく、新たな人財とテクノロジーを交えた、経済活性の場を創出します。企業として利益と社会貢献の二軸両立を目指し、個の力は小さくとも集積することでより大きな力を発揮し、地域課題の解消に繋げられるモデルの構築は、今後のかしま地域の持続的な発展に繋がります。我々がその先駆けとして新たな地域の魅力や特性を最大限活用した経済的な豊かさを創出する機会を提供し、人々が心から笑顔で暮らせる地域へと繋げます。 また、それと同時に心の豊かさを追求することも忘れてはなりません。現代は他者との直接交流機会が希薄となり、そうであっても何不自由なく暮らせるほどに技術が進化しております。しかし技術の発展は、利便性や合理性を向上させることはできますが、愛や夢など、人が持つ根幹の感情を豊かにするものではありません。人は一人で生きていくことはできず、人と交わることであらゆる感情が刺激され、人と協働することで愛を知り、人の痛みを知ることで優しさを理解します。どれほど優れた技術であっても、使用する人によっては、イノベーションを起こすツールにも、誰かを傷つける刃物にもなり得ます。そのため人と人が直接交わり、協働して共通の目的を達成する機会を創出し、その過程で人を愛し、地域を愛する心を学び広く伝播させることで、このかしま地域は魅力的な人で溢れる地域となります。 物心両面の豊かさこそが地域に明るさをもたらし、それらは明るい豊かな社会を実現するためには不可分一体です。その両立こそが、地域に笑顔を増やし、子どもたちが笑顔で健やかに成長できる明るい豊かな社会そのものであると考えます。そのために我々は、積極的にビジネスの機会と愛を育む機会の両面を追求し、JAYCEEとしての使命の達成に繋げます。  

【選ばれる組織へと進化する】

SNSやシェアリングエコノミーが発達した現代、個人の意思や活動の発信は日常になり、外部から共感を得たり仲間や資金を募ることは段々と容易になってきております。誰かとまちづくり運動を起こしたい、青少年育成事業を開催したい、自己成長したいなど、新たな挑戦の場を求める人にとって多くの選択肢が生まれるようになりました。あらゆる選択ができる便利な世の中になった一方で、我々青年会議所はこの時代において、組織を存続発展させていくために、人々から選ばれる組織へと進化しなければなりません。 JCの最大の特徴と魅力は、すべての会員に成長の機会が提供される点に他なりません。単年度制で切り替わるその時々の立場において異なった責任と役割が生じ、不連続の連続の中で連続的に負荷を与えてくれる組織です。活動の中には一見すると非合理的や非効率と思える活動も多くあるように思えますが、それらの意義と目的を理解すれば、そこには成長の機会が無数に詰まっている事に気付きます。合理や効率のみを追求し、いたずらに利便性や多様性を受容することは、JC最大の魅力を半減させて競合優位性を失い、延いては組織の衰退へと繋がりかねません。 そのため、今我々はJC最大の特徴である「成長の機会の提供」を改めて考え直し、そして徹底して実行する必要があります。私は青年会議所内にある汲めども尽きぬ成長の機会の中で、京都会議や全国大会を始めとした日本JCの事業への参加と、かしまJCシニアクラブとの交流を大きな二軸とし、そこへの参加者数、登録数を増加させることが重要と考えております。更には地域の課題を解決しインパクトを与える、というJCがJCたる点も徹底的に浸透させ、地域課題に直接働きかける土壌を作り上げます。これらを通じて会員がインプットと原体験を積み重ねることで成長と組織理解へと繋げます。 また一人のJAYCEEとして常に見られているという意識を持ち、外部への挨拶や案内物の精度、言葉遣い、事業へ臨む態度や身だしなみなど、細部まで品格ある青年団体としての気概と責任を持ち、一人ひとりに意識変革を起こすことは、かしま青年会議所に脈々と受け継がれてきた、継承していくべき高貴な伝統であり、これまでもこれからも組織ブランディングへと繋がる重要な要素です。 我々かしま青年会議所は地域の課題を解決するためにあらゆる運動を展開し、地域に新たなリーダーと開発の機会を創出する団体です。会員が正しく組織の魅力と活動の意義を理解して言語化し、体系化して組織内外に示していく事で青年会議所の更なるブランディング向上へと繋がり、かしま青年会議所が使命を達成する日まで正しく存続発展していく事へ繋がります。  

【理念を拡大し、共感を生む会員拡大】

2023年にコロナ禍が終焉を迎え、約3年もの間止まっていた時が再び動き始め、かしま青年会議所は地域の住民や団体と交流、活動発信を行えるようになりました。近年のかしま青年会議所の近年の活動や発信が地域に届きつつある一方で、現在正会員の47%超の会員がアカデミーメンバーであるという事実は、先輩諸兄が膨大な努力と行動で紡いでこられた歴史あるこの団体の本質や理念が隅々まで行き届いてない可能性、言うなれば組織としての危弱性も同時に孕んでいると感じる事が多々あります。またそのような中、2027年にはかしま青年会議所の大きな節目となる統合30周年を迎えます。大きな節目であるその年は、歴史や過去の運動を振り返り、現状認識を新たにし、それによって新たな未来へ向けたビジョンを見直すなど、極めて重要な年になると理解しております。歴史あるかしま青年会議所の30周年にあっては、マンパワーは当然のこと、活動理念や意義、歴史について、全会員が十分に理解していなければなりません。 いつの時も先にあるのは理念であり、それが事業という形になって地域にアウトプットされ、新たな運動となって地域に根付き、共感が生まれた結果が会員拡大である事を忘れてはなりません。そうして入会に至った新たな同志に、適切に成長の機会を与えてフォローを続ける事が、理念の伴った真の会員拡大です。更には、かしま青年会議所の理念に共感し、協働して頂ける方々とのパートナーシップを構築し、かしま青年会議所の行う運動の関係人口を増加させることもまた、広義での拡大となります。青年会議所が紡いで来た利他の精神を根幹とした理念を伝播させ、共感を得られた同志を新たな仲間として迎え、より強固な組織作りを進めて参ります。 また新入会員に小さな責任と役割を与え、成功体験の蓄積や仲間との交流を通じて組織への帰属意識向上と理解を深めたり、バディ制度を確立させることによって、活動意義や魅力に気づけずに離脱してしまう同志を減少させます。またこれらの制度は、実施するだけではなく、適切な管理が伴うことで初めて有効に機能するため、全てのタスクのチェックリスト作成や上長への報告期限の設定など、あらゆるルールを設けて管理体制の仕組化を進めることで、組織内に新たな制度として浸透させます。 かしま青年会議所の行う事業に多くの協力者やオブザーバーが参加できる動線づくりを徹底し、我々の運動理念を一人でも多くの方へ伝播させる事、そして入会したメンバーに対してのフォロー体制を仕組化させる事の両輪によって、組織の発展の連鎖へと繋がります。  

【未来を見据えた情報発信体系の構築】

効果的な情報発信は、事業目的の達成に対して直線的に機能します。情報の重要性は今も昔も変わらず、何を行うにおいても情報を拡散させる事は、その効果を最大化させ周囲へ及ぼす影響を増大させます。そして青年会議所活動にあっても経済活動にあっても情報発信は、常にその時々において有効で効果的なものでなくてはなりません。 現在のかしま青年会議所の対外事業の参加動員における情報発信の大部分は、紙媒体によるもの、若しくはSNSでの単発発信となっておりますが、例えるならば店頭看板のみで集客を続けるようなプル型の発信に留まっており、その費用対効果やコンバージョンまでの動線作りは追求されていないと感じます。これを経済活動に置き換えると、世の中の課題を解決するための新たなサービスや商品の開発までをゴールとし、その販売方法や拡散については十分な議論がされないまま世に生み出している状態であり、時代を先駆ける経済人としては今一度在り方を見直し、十分に学ぶ必要がある大きなテーマです。効果検証が明確に行え、数値上で測定できる発信方法、申し込み方法など、先を見据えた蓄積型の情報発信に挑戦します。 情報発信体系を構築することは、現在のかしま青年会議所の動員計画の主流であるプル型の発信だけではなく、プッシュ型のアプローチを可能にし、それを手段の一つとして持つためにフォロワーやファンを蓄積する事は、今後のかしま青年会議所の財産となります。事業対象がリーダー層なのか子育て世代なのか、シニア層なのか住み暮らす全ての市民なのか、フォロワーの属性をセグメント分類した上で、事業に応じて戦略を組み立てて動員計画を構築し、適切な発信を行うことで、かしま青年会議所の活動は最大化し、地域に対してより大きなインパクトを与えられる組織へ進化することに繋がります。  

【質の高い運動を生み出し、委員会を輝かせる組織運営】

青年会議所の全ての運動は、会議によって生まれます。「会議所」の名を冠する我々の全ての礎となる会議は、常にかしま青年会議所がより良い運動を行うために存在する場でなくてはなりません。同じ目的の下に集ったあらゆる個性が遺憾なく発揮されて表現される場であると同時に、組織としての規律が保たれガバナンスが伴った運営であることが不可欠です。ルールを守らせる、という事は、そもそものルールを理解させる場と、なぜそのようになっているのか、といった根本を周知させる機会も設ける必要があり、意義を理解した上で規則を把握する事は、規律遵守の意識向上へと繋がります。 また、会議参加者はそれぞれの限られた大切な時間を使って会議へ出席している以上、時間効率や議論の質の高さを追求する責任があります。会場の設営や備品の管理、正確なアジェンダ配信、迅速な議事録展開、そして各委員会が上程期日内に議案作成できるフォロー体制構築や、信頼関係をより強固にするための懇親会、アトラクション設計など、一言に質の高い会議設える、といっても本質を追求すれば具体的なアクションプランが無数に出てくると考えます。 活発な意見が飛び交い、時には衝突しながら、より良い運動を創造する為の有意義な議論は、その裏で厳格なルールと規律に則った運営によってこそ生まれます。限られた時間の中で個性を発揮させて活発な議論を生むために、参加者が事業に対して万全に向き合える設営を行うことが、運動の質を向上させることに繋がります。  

【信頼を蓄積する、健全な管理体制】

青年会議所活動は、正会員の会費によって運営されております。それに加え法人格が一般社団法人へと移行し、近年では外部資金や参加料収入などを基に行う事業も増えてきております。青年会議所の活動に柔軟性を持たせた一方で、より高いリテラシーやモラル、盤石な管理執行体制を築かなくてはなりません。外部資金の流入が進めば尚の事、一つの事業の費用対効果の検証や透明性の高い資金管理を徹底して行う必要があります。 財政局が行う財政規則審査会議も、計画している事業の性質に合わせて議論するポイントを明らかにした上で最も効果の高い会議方法、参加者を募るなど、画一的なものではなくその時々において有効で意義のある議論が起こる変化を起こすなど、常に財政規則審査会議の在り方を検討して参ります。一般市民を対象とした事業であるならば、広報戦略とその費用対効果について十分に議論し、外部資金を取り入れて開催する事業であるならば、スポンサー企業へのリターン計画や資金管理体制の確認など、当然に重点的に議論すべきことを事前に明らかにしたうえで開催する必要があります。 そもそも信頼とは、画期的な施策や突飛なアイデアによって加速するものでなく、責任を果たし期待に応え続ける、地道な蓄積があるのみで、近道も横道もない一本道です。あらゆる発信のコンプライアンス遵守と健全な財務管理を当然かつ厳格に行い続けることで、地域からの信頼を得られ、真に求められる組織へと繋がります。  

【むすびに】

今までのあなたが出来なかったこと、やろうともしなかったことが、当然かつ自然に出来るようになることが、人の成長です。しかし必ず成長には変化が伴い、そして変化には痛みが伴います。況してや、自分ではない誰かを成長させるということは、相手に痛みを強いることと同義であって、半可な覚悟と責任で行えることではありません。 それでも私たち青年会議所は、成長の機会を提供し続けます。真に相手を愛し、幸せを願い、苦しい道を歩ませるのです。痛くも苦しくもない道の先に成長などありません。 そして辛く険しい道だからこそ、我々かしま青年会議所は共に歩むのです。貴方を励まし、手を取り、共に歩んでくれる仲間が、かしま青年会議所には大勢います。道を見失った時に、照らしてくれる多くの先輩がいます。だから安心して、そして覚悟を持って踏み出しましょう。   安易之路の先に光は無く、険しき道を歩める勇者にのみ、新たな景色が待っています。 誇り高きJAYCEEとしての気概と剛毅たる覚悟を持って、地域を変革させる組織を共に描き、共に成長し、進化しましょう。

  • 基本理念
  • 圧倒的な本気と愛で人の心を動かす人財が拓く、
  • 誰もが笑顔で夢を描けるかしま地域の創造

 

 基本方針

1.選ばれる組織へと進化する                

2.理念を拡大し、共感を生む会員拡大                

3.愛を信じ、地域に豊かさを創造する           

4.未来を見据えた情報発信体系の構築                

5.質の高い運動を生み出し、委員会を輝かせる組織運営    

6.信頼を蓄積する、健全な管理体制                

7.成長と信頼を連鎖させる出向者支援

 

スローガン:

未来を創る使命、立ち上がれかしま

2025年度 組織図(案)ver8

【豊かな社会実現委員会】 職務分掌

地域に物心両面の豊かさを創造

1 経済的な豊かさをもたらす人財の創出

(1)国家戦略であるローカルゼブラ経営の調査  (2)地域創成、みらいへの取り組みを提唱

2 にぎわいの創出  

(1)鹿嶋市街地が抱える地域課題の調査、研究  (2)鹿島神宮の門前町の活性化を育む事業の創出

3 地域を愛する心を育成

(1)メンバーが心の豊かさを育む機会の創出 (2)子どもと大人が協働して愛を育む事業の開催

4 成長と信頼を連鎖させる出向者支援

(1)出向者事業への参加とサポート

豊かな社会実現委員会

住み慣れたこのかしま地域には、鹿島臨海工業地帯、豊かな漁場とマリンレジャーが楽しめる鹿島灘、歴史ある鹿島神宮など多くの魅力があり、かしま地域がもつ地域資源を理解し発信することに加え、人々が協力し、支え合う心の豊かさを追求することも大切です。我々は、このかしま地域の絆を深め、経済的な豊かさをもたらす地域の活力、愛と優しさ溢れる社会を築き、人財の創出と育成を通じて、豊かな社会実現をする必要があります。 まずは、かしま地域に存在する経済、自然、歴史、伝統の魅力を理解し、かしま地域のさらなる発展を目指すため、これらの魅力を深く学び、地域資源を最大限に活用し、愛と信じる心を持って、人々が想い支え合う物心両面の明るい豊かな社会の実現を目指します。そして、かしま地域の経済的な豊かさを維持、拡大するために、地域の課題解決と経済成長を両立させる活動のローカルゼブラの概念を学び、門前地域特性に応じた活力を創出し、地域の多様性や伝統文化を尊重しながら、かしま地域のビジネスの成長を推進します。そして、地域全体が一体となり、地域課題の解消と地域の活力を高めるために、かしま最大のシンボルである鹿島神宮の更なる賑わいと、かしまの魅力を最大限に引き出すことで、かしま地域の新たな人財と新たな魅力を創出し、持続可能な豊かな経済に繋がります。さらに、愛と優しさに溢れる社会を築くために、人々が直接交わり共通の目的を達成する中で、人と深く関わり時には他者の痛みを知ることで、思いやりと愛を育み、優しさを理解し、子どもたちが笑顔で成長できる未来を守りながら、明るい豊かな地域に繋げます。 かしま地域の心の豊かさを追求し、愛と協力の精神を育んでいき、かしま地域に新たな活力をもたらし、持続可能な経済の発展を図ります。これに伴い物心両面の豊かさが高まり、安心して笑顔で暮らせる環境が整い、魅力ある愛が溢れる豊かな社会実現になります。

<事業計画>

  1. かしま地域の持続可能な発展
  2. 交流による愛への理解
  3. かしま地域の活力向上
  4. 愛のある豊かな社会実現

【情報発信体系構築委員会】 職務分掌

未来を見据えたプッシュ型情報発信の構築

1.持続的な情報発信

(1)公式LINEの活用周知とユーザー数の獲得 (2)プッシュ型発信の効果的なセグメント分類 (3)かしまJCの運動・活動の発信

2.蓄積型情報発信の構築

(1)持続可能なマニュアル作成

3.成長と信頼を連鎖させる出向者支援

(1)出向者の活動の発信

情報発信体系構築委員会

現在のかしま青年会議所は、情報発信に関して紙媒体やSNSの単発発信に留まっており、その費用対効果や事業目的の達成に対する情報発信の検証まで至っていないのが現状です。今も昔も変わらず効果的な情報発信は事業目的の達成に於いて必要不可欠な手段となっており、主流のプル型発信だけに頼らず既存のSNSを最大限に活用することで、地域により大きなインパクトを与え、効果的な貯蓄型の情報発信を構築することが必要です。 まずは、かしま地域で住み暮らすすべての方々へ、かしま青年会議所の存在を知ってもらうために、メンバーの日々の運動や活動を発信し続けることで、新たなフォロワーやファンの獲得に繋げます。そして、今後の対外事業に対して効果的な案内をするために、費用対効果やコンバージョンの動線づくりをすることで、事業対象者をセグメント分類した上でターゲットを絞り戦略的な動員計画を図ります。さらに、既存のSNSや公式ラインの有効な使い方と発信体制を整えていくために、発信ツールの特徴や発信内容が効果的かどうかを検証し、アプローチの方法を学んでいくことで、事業の目的に合わせた動員の構築に繋げます。また、経済活動などに関して市政や他団体のコンプライアンス面の流れを構築していくために、財政局との連携を深め事業スキームを精査しマニュアルを定めることで、本に沿った相違のない発信を構築します。そして、かしま青年会議所の更なる成長と信頼を連鎖させるために、労苦を厭わず本気で活動する出向者にもスポットを当ててリアルな配信をすることで、新たな仲間づくりとメンバーとの絆を繋ぐ情報発信も必要です。 我々、情報発信体系構築委員会は各委員会の事業計画を後援すると共に、目標達成に向けてメンバーや参加者の動員の効率化を図り、かしま青年会議所の財産の一つになるべく、能動的かつ自発的な行動を信念に持ち、未来を見据えた情報発信の構築をしていきます。

<事業計画>

  1. 継続的な情報発信
  2. 蓄積型情報発信の構築
  3. 成長と信頼を連鎖させる出向者支援

【会員資質向上委員会】 職務分掌

成長の機会への積極的な挑戦、地域に求められる団体への昇華

1.品格あるJAYCEEであるために

(1)TPOに応じた対応を学ぶ事業の実施 (2)JCプロトコルの実施

2.日本JCの事業で得られる成長

(1)諸大会への参加を促す情報の発信 (2)原体験でのみ得られる成長の機会の推進 (3)歴代理事長から知る本気と向上心

3.シニアクラブから学ぶ歴史と伝統

(1)かしまJCシニアクラブとの交流会の開催

4.成長と信頼を連鎖させる出向者支援

(1)出向者の資質向上

会員資質向上委員会

現代社会では、SNSやシェアリングエコノミーの発展により、個人の発信が増え、共感や協力はより得やすくなり、新たな挑戦を求める人にとって、多くの選択肢が生まれています。かしまJCの会員一人ひとりは、圧倒的な行動力と責任感を持ち、本気で取り組む姿勢が求められ、JCの最大の特徴と魅力である、成長の機会が提供される点を武器に、かしま地域に良い影響を与え続け、選ばれる団体としての役割を果たすことが必要です。 まずは、会員と地域がどのような役割をかしまJCに求めているのかを明確にするため、会員と地域のニーズを調査分析し、具体的な行動計画とその効果を可視化する仕組みを構築することで、活動がより効果をもち、会員と地域に選ばれる組織への変革に繋げます。 そして、品位あるJAYCEEを育成するため、会員に対し、マナーや品位ある行動を重視する研修を行い、意識変革を起こし、品格ある青年団体としての気概と責任を持つことにより、組織のブランディングを強化し、地域から認められ魅力のある組織となります。さらに、JCの最大の魅力と特徴である、すべての会員に対する成長の機会の提供をするために、会員が日本JCの事業を深く理解し、当事者意識と主体性をもって参加できる取り組みを行うことで、会員の資質が向上し、より地域に貢献できる組織へと進化します。 また、会員のかしまJCへの組織理解を深めるために、かしまJCシニアクラブとの交流事業を実施し、組織の歴史と伝統、そしてかしま地域を変えていく向上心を学ぶことにより、会員が自信と帰属意識をもって地域課題に直接的に働きかける土壌を作り上げます。 会員の資質が明確に向上し、個々がよりリーダーシップを発揮できる組織へと昇華します。かしま地域の課題に直接働きかける土壌が完成し、かしまJCが、かしま地域にとってなくてはならない組織へと進化し、より持続的な発展が可能な組織へと変革を遂げます。

<事業計画>

  1. 品格あるJAYCEEであるために
  2. 日本JCの事業で得られる成長
  3. シニアクラブから学ぶ歴史と伝統
  4. 成長と信頼を連鎖させる出向者支援

【理念拡大委員会】 職務分掌

理念の拡大と共感が生む会員拡大

1.理念の拡大

(1)青年会議所活動の理念や意義の共有・拡大する事業の実施 (2)各事業に協力者やオブザーバーが参加できる動線づくり

2.共感を生む会員拡大

(1)会員拡大名簿の活用とシニアクラブとの情報共有により会員拡大を図る

3.新入会員の定着

(1)バディ制度の確立・浸透 (2)バディ制度の管理体制の仕組化と徹底

4.成長と信頼を連鎖させる出向者支援

(1)出向者のサポート (2)新入会員への事業の案内共有

理念拡大委員会

現在かしま青年会議所は正会員の47%超がアカデミーメンバーであり、2027年に迎える統合30周年に向け活動理念や意義、歴史について、全会員が十分に理解し活動する必要があります。理念が事業という形になりかしま地域にアウトプットされ、あらたな運動となって地域に根付き、さらに共感が生まれた結果が会員拡大に繋がり理解と共感を得られた同志を新たな仲間として迎えより強固な組織づくりを進めていく必要があります。 まずは、かしま青年会議所の関係人口を増やし、より多くのかしま地域の方々を巻き込むために、活動内容や理念についての理解して頂く機会を設け、かしま青年会議所活動の興味や関心を引き出し、メンバーと地域の方々と協同して活動するための土壌を築きます。そして、共感を得られた同志を新たな仲間として迎え、強固な組織を作るために、活動の内容や成果、個人の成長につながる価値を伝え、青年会議所の行う事業に多くのオブザーバーが参加できる動線をつくり、青年会議所に魅力を感じ入会するきっかけを作ります。さらに、新規入会者が青年会議所活動に対する質問や不安を気軽に相談でき正会員が新規入会者のフォロー出来る環境を仕組化するために新規入会者対して正会員が一人つき活動を共にするバディ制度を構築し、積極的に青年会議所活動に参加できる環境を作ります。 また、青年会議所活動の意義や魅力に気付けず離脱してしまう同志を減少させるために、新規入会者に小さな役割と責任を与えること、定期的なミーティングや情報共有、交流の場を提供し新規入会者が組織への帰属意識を高め、かしま青年会議所の発展に繋げます。 かしま青年会議所に魅力を感じ入会したメンバーに適切に成長の機会を与えフォローを続け、帰属意識向上と理解を深め、強固な組織つくりと、かしま青年会議所の活動理念を一人でも多くの方に伝播させ、関係人口を増やし、明るい豊かなかしま地域を創造します。

<事業計画>

  1. 理念の拡大
  2. 共感を生む会員拡大
  3. 新入会員の定着
  4. 成長と信頼を連鎖させる出向者支援

【事務局】 職務分掌

Plus Ultra

1.適切な会議運営

(1)諸会議の設営及び開催 (2)期日内の正確なアジェンダ配信(3)効率、質の高さを追求する諸会議の運営 

2.正会員へのフォロー体制

(1)正会員の信頼関係構築への懇親会の開催、アトラクション設計 (2)迅速な議事録展開

3.ガバナンスの確保

(1)上程ルール、議案作成ルールの配信 (2)上程期日内に議案作成できるフォロー体制 (3)JC規則の発信と正会員への浸透

4.総会及び例会の開催

(1)新年祝賀会の企画、実施 (2)通常総会、臨時総会の開催 (3)卒業式の企画、実施 (4)連絡事項の迅速な共有

5.成長と信頼を連鎖させる出向者支援

(1)出向メンバーへのサポート

事務局

我々青年会議所のすべての運動は会議によって始まり、会議で形作られ、会議で完結しますが、その会議の質がそのまま運動の質を決定し、ひいてはその質が青年会議所全体の品格に繋がります。組織における品格には、規律が極めて重要な基盤であり、その規律に基づいた運営ができてこそ、魅力的で強固な団体が築けるため、今年度の活動を進めるにあたっては、理事会や諸会議の運営において、規律のある組織運営をする必要があります。 まずは、規則に則った会議運営のために、期日内の正確なアジェンダ配信、各種備品の盤石な準備や管理を行い、適切な会議運営の実現を図ります。そして、質問や意見の飛び交う活発な会議を実現するために、従来の方法とは一線を画す懇親会を開催し、正会員同士の強固な信頼関係を構築することで、その土壌形成を図ります。さらに、時間効率や議論の質の高さを追求するために、期日内に議案書作成ができるよう事前案内の連絡や、調査研究の伴走と確認を行い、議案や資料の精度向上を図ります。また、正会員の規律遵守の意識向上を図るため、JC規則の発信と正会員への徹底した浸透を行い、健全なガバナンスの確保と組織全体の運営強化を目指します。そして、地域団体との交流や青年会議所運動へのご理解とご協力をいただくため、新年祝賀会を開催し、青年会議所運動を地域団体に共有できる場として、相互に協力し合うまちづくりや運動の推進に繋げていきます。さらに、青年会議所活動にご尽力された卒業生を送り出し、先輩方が青年会議所で培い、紡いできた想いを継承するために、卒業式を開催し、正会員の意欲向上に繋げていきます。 かしま青年会議所の厳格なルールと規則に基づいた質の高い組織運営は、正会員一人ひとりの成長を促して、青年会議所が地域社会に欠かせない存在となります。強固な組織力と一体感は大きな魅力となり、青年会議所が選ばれる団体になることへ繋がっていきます。

<事業計画>

  1. 適切な会議運営
  2. 正会員へのフォロー体制
  3. ガバナンスの確保
  4. 総会及び例会の開催
  5. 成長と信頼を連鎖させる出向者支援

【財政局】 職務分掌

柔軟性と高いリテラシーがもたらす盤石な管理体制

1.効率的な資金管理体制

(1)会費の徴収、管理 (2)事業ごとの費用対効果の検証及び透明性の高い管理

2.財政規則審査会議の開催

(1)財政規則審査会議の運営 (2)効果の高い会議方法の立案、実施

3.外部資金の管理と信頼構築

(1)協賛金の管理とスポンサー企業のリスト管理  (2)スポンサー企業との信頼構築 (3)スポンサー企業へのリターン計画の作成、実行

4.コンプライアンス遵守と財政規則の浸透

(1)財政セミナーの開催 (2)定款並びに諸規則及び諸規定の把握(3)個人情報の管理、保護 (4)各委員会への会計指導並びに支援

5.かしまJCの魅力の共有

(1)事業報告会の開催  (2)出向者への相談窓口設置

財政局

我々かしま青年会議所は、同じ志しを持つ青年が日々かしま地域の成長を想い、明るい豊かな社会の実現へ向け、地域に良い変化をもたらす事業を計画、実行をして参りました。今後もかしま地域の更なる発展を見据え、急速に流れ続ける時代の中で柔軟に対応し、地域に信頼され続け求められる団体として、健全な財務運営に基づいた強固な信頼や規則性のある高いリテラシーを持つ盤石な管理体制で地域活動を展開していくことが必要です。 まずは、各事業を展開していく中で必要不可欠である財源を確保するために、会員案内をメールやラインで送付し、さらに直接手渡しで徴収を促すことで、円滑な財源の確保へ繋げます。そして、会員や外部協力者からお預かりした大切な財源を適正な活用方法か明確化するために、財政規則審査会議を毎月開催し、事業の性質に合わせた内容をピックアップし議論することで、効率性の高い事業展開へと繋げます。さらに、スポンサー企業からの信頼関係を構築していくために、我々の運動のリターン計画を作成、提案する機会の提供や事業報告会にお招きし、スポンサー企業にかしまJCの活力を感じて貰い、長期的な信頼関係構築へと繋げます。また、近年厳しくなっているコンプライアンスや財政規則を会員に浸透するために、財政セミナー開催や各委員会へ財政局が参加しフォローすることで、会員のコンプライアンス意識や財政規則のスキルアップとなり、質の高い団体づくりへと繋げます。そして、出向者を支援するために、出向者相談窓口を設置し、予算書作成など分からないことをフォローすることで、成長と信頼を連鎖させる支援へと繋げます。 ルールを遵守する取り組みは信頼される組織になる為に必要不可欠であり、今後活動を計画、実行する上でも重要なポイントとなります。かしま青年会議所会員全員で真に求められる組織としての責任や未来を創る使命を持ち、高き目標へ向かって邁進して参ります。

<事業計画>

  1. 効率的な資金管理体制
  2. 財政規則審査会議の開催
  3. 外部資金の管理と信頼構築
  4. コンプライアンス遵守と財政規則の浸透
  5. かしまJCの魅力の共有
  6. 成長と信頼を連鎖させる出向者支援
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