活動方針(下書き用:2023年版)

※下記それぞれの各ボタンをクリック(タップ)で項目へ移動します。

総務広報委員会
財政局
事務局

理事長所信

【はじめに】

2016年、私は青年会議所に入会をしました。当時は地元に知り合いもおらず、多くの方と知り合うきっかけになればと、軽い想いで入会を決めました。「まちづくり」とは縁もなかった私が、初めて理事となった時には、当時の理事会で同世代のメンバー同士が、本気で意見をぶつけ合っている姿を見て、衝撃を受けました。しかし、その時は他人事として見ている自分がおりました。その時、入会年度の浅いメンバーへ向けた講演会で「家族があり、会社があり、限られた時間を使ってJCの活動をするのであれば、少しでも成長して帰ることが、送り出してくれた人たちへの恩返しになる」という言葉を聞きました。様々な人たちの支えの上で、自分が活動できていることに改めて気づかされた私は、そこからJCへの取り組み方が変わりました。どのような運動や活動をすれば、家族や自分を支えてくれている人たちが住み暮らす、このまちや地域はより良くなるのかを考えるようになりました。

さらに、LОМだけでなく、日本青年会議所などの出向先には、様々な価値観を持ったたくさんの同志がいます。地域のために真剣に取り組んでいる同志は、とても魅力的でたくさんの刺激を受けました。自分の周りには多くの仲間がいて、同じように地域を愛し、地域がより良くなることを望んでいることを感じました。その仲間たちと地域の明るい未来のために、運動を起こしていくのが青年会議所であります。この地域をより豊かなものにし、未来の子どもたちへつないでいくことが、我々青年としての責任であります。

【かしま地域の明るい未来にむけて】

我々、青年会議所は明るい豊かな社会の実現に向けて、日々活動しています。明るい豊かな社会とは、他人を思いやることが出来、助け合い、寄り添え合える社会であると私は考えます。

ロシアによるウクライナ侵攻は、国際秩序を乱し、世界平和に対しても大きな影響を与え、原油価格の高騰に更なる拍車を掛けるばかりでなく、物流の混乱や世界経済を混沌とさせ、先の見えない不安を世界に広げています。また、2020年よりこの日本でも流行を見せている新型コロナウイルス感染症の影響により、人々の交流の機会は薄れ、我々青年会議所の活動も制限を余儀なくされました。しかし、その中でもIоTやICTが急速に普及し、新たな形での活動ができるようになりました。画面上やオンラインでの会議で交流を持つことが出来、利便性は格段に向上しました。しかしながら、対面したときに感じる相手の雰囲気や、細かい仕草などは感じることが出来ません。その新たな技術を取り入れつつも、人々と対面で交流し、相手の考えや想いを肌で感じる必要があります。

新型コロナウイルスにより、様々な交流が妨げられた中、我々が地域をけん引していくリーダーとして、地域をより明るく豊かにしていく組織として、これまで以上に深い交流を持ち、地域の方たちをつなげていく事業を行う必要があります。市民一人ひとりが思いやりを持ち心が豊かになり、さらに小さなコミュニティそれぞれがつながりを持ち豊かになる事が、大きなコミュニティや、ひいては世界が明るく豊かになっていくものだと信じ、2023年度の運動を展開して参ります。

【魅力ある組織とひとによる会員拡大】

近年、新型コロナウイルスの影響もあり、会員の拡大が思うようにできておらず、会員数は減少傾向にあります。会員数の減少は、我々の活動に様々な場面で、制限を掛ける要因となってしまいます。このままでは課題を明確にとらえた運動を行うことが難しくなるばかりではなく、ネットワークも縮小し、活動の制限を余儀なくされるため、会員の拡大は急務であると考えます。地域に必要とされる団体として、我々の活動の意義や目的を改めて広めていくことが必要であります。

拡大において重要なのは、我々がどのような団体であり、どのような活動を行っているのかをただ伝えるのではなく、入会後にはどのような成長や学びがあるか、また多くの仲間との出会いなど、有意義性を理解し、魅力的に伝えていかなければなりません。さらに、我々メンバーの日頃の振る舞いにおいても、どこにいても見られているという自覚を持ち、品格ある青年団体として、規律ある行動をする必要があります。諸先輩方が作り上げてきた、このかしま青年会議所を後世へと引き継いでいくためにも、メンバー同士で会員拡大への情報を共有する機会を作ることで、メンバー一人ひとりが責任と自覚を持ち、拡大に対して積極的に取り組んでいく必要があります。

また、入会間もないアカデミーメンバーに対しても、事業の参加を促すだけではなく、事業構築の段階から積極的に参加させていくことで、青年会議所の醍醐味の一つを知ることが出来ると考えます。それが入会後まもなく参加が滞っている、いわゆるスリープメンバーとなる事の抑止となり、会全体がさらに活性化していき、さらなる会員の拡大につながっていきます。

【市民とともに創る地域の持続的な活性化】

かしま地域は他地域から見ても魅力的な資源が豊富にあります。歴史的にも格式高い鹿島神宮や国内では有数の強さを誇る鹿島アントラーズがあり、かしま地域沿岸は黒潮と親潮が混じり合う海域で、ハマグリやタコ、サバ、イワシなどの水産資源にも恵まれ、収穫量日本一のピーマンやトマト、神栖市の花でもあるセンリョウなどの農産資源も豊富であり、鹿島開発により工業的にも茨城県内で最大規模の工業集積地として栄えてきました。しかしながらそのかしま地域において、製鉄所の高炉休止の発表は、大きな衝撃を与えるものとなりました。さらに、原油価格の高騰による流通コストの上昇や原材料価格の高騰による物価上昇は、市民生活にだけでなく、企業の生産性にも大きな打撃を与えるものとなります。また、特に鹿嶋市においては、転出人口が急増することが見込まれ、人口減少に更なる拍車をかけることが予想されます。

この状況を乗り越え、かしま地域を持続的に活力あるものにしていくためにも、我々青年会議所だけではなく行政、地域団体、地元企業と共に、目の前にある課題や潜在的にある問題を明確にとらえ、市民と共に地域の未来を考える運動を起こすことが必要であります。我々青年会議所は、地域団体に多くのメンバーが出向しており、地元企業や行政にも多くのネットワークを有しています。そのネットワークを最大限に活かし、官・民との結びつきを強固なものとし、地域内の連携を深め、地域の明るい未来のために目的意識を共有し、市民が参画するまちづくり運動を行うことが、かしま地域が持続的に活性化していくことにつながります。

【一票の価値から考える主権者意識の醸成】

近年のかしま地域における投票率は期日前投票など投票へ行きやすくなっているのにもかかわらず、全体では50%を下回っており、子育て世代でもある20代、30代ではさらに低い水準となっています。これは市民の約半数以上が、投票の権利を放棄していると言っても過言ではありません。投票に行かない多くの市民は、たった一票では何も変わらない、投票に行かずとも結果は変わらないと考えています。また、自らの国や地域に対しての無関心さが、投票に行かないことへとつながり、この状況が続くことは憂慮すべき問題であります。このような問題を、我々だけでなく、行政や市民と共に解決していく必要があります。

市民一人ひとりが、自らが持つ一票の重みや価値をしっかりと理解し、自らが持つその一票が、どのように政治に反映されているのかを実際に感じ、考えることが重要であります。政治とは、身の回りで起きている、個人では解決できないような問題を解決していくための仕組みです。また、政治には私たちが収めている税金が使われています。その税金の使い道を決めるものが選挙であります。それを知り感じることで、自らが住み暮らす地域に何が起きているのか、どのような問題があるのか、解決するためには何が必要なのかを考えるきっかけとなります。一票の価値を改めて考えることで、自分事として地域の未来を考え、政治に対して本質を自ら考え、政治選択をしていく機会となります。

【地域の未来を担う子どもたちの育成】

現代の子どもたちを取り巻く環境は、急速なデジタル化や情報技術の進歩により、大きく変化し続けています。授業のオンライン化、遊ぶ環境ではゲーム機の多様化やSNSの普及など、様々な場面で機械化が進み、子ども同士、また、子どもと大人との直接的な交流の機会が減少しつつあります。子どもたちの成長段階において、他者との直接的な交流は、協調性や人間関係の能力を高めるために必要不可欠であります。

これからの地域の未来を担っていく『たから』として、地域の子どもと大人が協働で、地域の歴史や魅力を再発見し、郷土愛を育むことで、自らが住み暮らす地域を誇りに思い、他者とのかかわりから協調性や社会性を養い、健全な青少年育成につなげていきます。また、実体験や原体験を通し、地域の魅力に触れ、地域の方々との交流を通して、これからの未来に明るい希望を持つことで、10年後、20年後に、今の子どもたちが、地域の担い手として、まちの明るい未来や次の世代の子どもたちのために活躍してくれると考えます。子どもたちが明るく元気で輝いていれば、まちや地域も自然と明るく豊かになり、故郷を愛する心が地域のさらなる活性化につながります。

【多様化の現代を生き抜くリーダーの育成】

組織を運営していくことにおいて、人財の育成は必要不可欠であります。ひとづくりはまちづくりという言葉があるように、ひとの成長がまちの成長につながっていきます。我々青年会議所は、地域から信頼され、責任を持った行動で、地域をけん引していくリーダーとして、我々メンバーが成長していかなければなりません。

近年、働き方やライフスタイルなど多くの場面で多様性が叫ばれる現代において、様々な価値観を持つ個人とのコミュニケーションはより重要となり、組織運営やチームビルディングにおいて、相手を尊重し、多様な個性を受け入れる柔軟な考え方を持った、マネジメントが必要であります。今置かれている状況を的確に分析し、目的や目標を明確にし、それぞれの状況に応じた柔軟な発想と的確な行動を起こし、リーダーシップを発揮できる人こそが素晴らしいリーダーであり、これからの時代に必要とされる人財であります。

【魅力的な情報発信】

かしま青年会議所には公式のホームページ、インスタグラム、フェイスブック、ユーチューブなどをはじめとした、様々な情報発信のツールがあります。情報発信において有用であるこれらのツールを、事業の内容に応じて、発信方法をそれぞれの適正に合わせ、効率性、有効性を考慮し変えていくことはもちろんのこと、事業後のアンケートや動員数などこれまでの成果を基に、算出したデータを検証し、今後の広報に活かしていく必要があります。これまでの広報媒体を見直すだけでなく、新たなツールを見出し有効活用し、広報をより戦略的に行うことで、事業の効果的な発信や、組織の魅力向上だけでなく、さらなる会員の拡大へもつながります。

また、魅力的な発信に対しても、発信内容はもちろんのこと、メンバー一人ひとりが、かしま青年会議所の広告塔として、日常から自覚を持ち、青年会議所や事業の魅力を伝える力や人を惹きつける力を養うことが必要であります。そして、メンバー同士が事業や例会の内容を共有する場を作り、意義や目的を理解し、より効果的なツールを用いて発信を行うことで、組織の更なるブランディングへとつながります。

【強固で健全な組織運営】

青年会議所は名前の通り多くの会議を重ね、一つの事業を構築する団体であります。様々なメンバーが、多様な価値観のもと、意見をぶつけ合い、より良い事業に向けて日々会議や活動をしております。その中で、重要であるのが規律ある会議運営であります。事業を構築し、決定していく会議が規律あり、盤石なものでなければ、より良い事業の構築などできるはずもありません。理事会等の会議は、メンバーの大切な時間を使って行われているため、会議運営を円滑に行うための、事前配信の必要性を理解するだけではなく、規律ある組織として、決められたルールを遵守していく必要があります。組織の中でのガバナンスを強化し、組織力を高めていくことで、メンバー一人ひとりの成長へとつながり、さらなる魅力ある事業の構築につながっていきます。

【財政管理とコンプライアンス遵守による健全な組織運営】

公益社団法人格から一般社団法人格へと移行してもなお、青年会議所として公益性の高い事業運営をしていかなければなりません。メンバーからお預かりした大切な会費を、効率よく運用し、透明性の高い予算管理はもちろんのこと、財政規則審査会議において、費用対効果をしっかりと検証し質の高い事業を運営していく必要があります。また、ICTの発達により情報発信が容易に行うことが出来ますが、その反面、不適切な発言やコンプライアンス違反は組織の根幹を揺るがすリスクを負っています。コンプライアンスを遵守することは、事業を円滑に行うだけでなく、地域から信頼される健全な組織運営を行っていくための礎になります。

【むすびに】

青年会議所は一年で役職や事業の方針が変わります。限られた時間の中で、事業の構築や活動を行わなければなりません。そこで必要になってくることは、挑戦し続けることであると考えます。様々な困難や壁にぶつかり、挫折をすることもあるでしょう。しかし、挑戦する覚悟があれば、責任と自覚が生まれ、壁を乗り越えるため、目的を達成するために考え、行動を起こし続けます。そして、その行動が人を成長させてくれるのだと思います。また、時には思い通りに上手くいかないこともあるでしょう。そこで諦め、歩みを止めてしまうと成長も止まってしまいます。立ち止まることなく考え、進み続けることで、自身の成長へとつながり、次なる成功へとつながります。青年会議所には様々な成長と発展の機会があります。その機会を自らの糧とし、愛する地域に還元することで、より良い豊かな未来を創っていく担い手となる、それが青年会議所であります。

かしま青年会議所には、挑戦を支えてくれる多くの仲間がいます。壁にぶつかり上手くいかない時でも、寄り添ってくれる仲間がいます。その仲間たちとともに、我々が住み暮らす、愛するこのかしま地域の5年後、10年後、さらにその先の明るい未来像を想い描き、青年らしく前向きに、ひたむきに、かしま地域のさらなる明るい未来のために、挑戦という歩みを止めることなく、一年間邁進して参ります。

基本理念

人とのつながりから成る

明るく魅力溢れる『かしま地域』の創造

基本方針

1.魅力ある組織とひとによる会員拡大

2.市民とともに創る地域の持続的な活性化

3.一票の価値から考える主権者意識の醸成

4.地域の未来を担う子どもたちの育成

5.多様な価値観を持つリーダーの育成

6.魅力的かつ効果的な情報発信

7.規律ある会議運営による強固な組織運営

8.財政管理とコンプライアンス遵守による健全な組織運営

スローガン

敢為邁往 ~我々の挑戦が地域を変える!~

2023年度一般社団法人かしま青年会議所 組織図

2022-soshiki

2023年度一般社団法人かしま青年会議所 各委員会 事業計画

会員拡大連絡会議

未来へつなげる仲間づくり

かしま青年会議所は、近年、新入会員の入会者に比べ卒業生の方が上回る年が多く、会員減少の一途を辿り、青年会議所として起こす運動の地域への影響力の低下が危惧され、会員拡大へ繋がる機会が減少している現状があります。鹿嶋市、神栖市と2市に渡り広域的に活動する我々が、青年会議所活動を通し自己成長し、この地域に必要不可欠な組織となり、品格あるJAYCEEであることが、新たな同志となる新入会員の拡大に必要です。

まずは、会員拡大の情報を共有するために、鹿嶋、神栖、波崎、全地域の情報を収集し、各委員会、シニアクラブと連携を図り、全メンバーを巻き込んだ拡大会議を開催することで、会員拡大への意識の向上へと繋げます。そして、入会見込み者に青年会議所の魅力を伝えるために、青年会議所で自己成長を遂げられた方から、活動の目的、存在意義を伝えることのできるセミナーを開催することで、同じ価値観を共有した新入会員の入会へ繋げます。さらに、多様な人財が集まる組織となるために、一人ひとりが品格ある団体に所属している自覚と誇りを持ち、公私に亘って活動することで、かしま青年会議所が地域に今以上に認められ、必要とされる団体となります。また、青年会議所の活動、入会後の有意義性を伝えるために、アカデミーメンバーと共に会員交流事業を構築することで、青年会議所メンバーとして自覚を持ち、自らの意思で積極的に行動できるJAYCEEを育成します。そして、主体的に行動を起こせる人財となるために、例会、事業実施後の懇親会等の設えをアカデミーメンバーで担当することで、魅力ある地域のリーダーを育成します。

かしま地域の未来を担う多様性溢れる多くの仲間と共に、この地域の抱えている課題を様々な観点から柔軟に変革できる我々の運動が浸透し、永続的に発展する強固な組織となり、青年会議所の運動に共感する新たな仲間と共に、明るい豊かなかしまの創造をします。

まちづくり委員会

明るい豊かなかしまの未来へ

このかしま地域には歴史ある史跡や豊かな自然が多数存在して、高度経済成長期の鹿島開発により劇的な発展を遂げ、経済的にも恵まれた観光資源も豊富な魅力溢れる地域です。しかし、新型コロナウィルス感染拡大の中で人々の交流が薄れ、世界情勢の混乱で今後の我々を取り巻く環境が大きく変わっていく今こそ、さらなる地域発展に向けかしま青年会議所は地域を想う人々のハブとなり、市民や行政とともに行動を起こす必要があります。

まずは、政治や行政が施策を決定する際に何が行われているのかを知り、政治参加の意識を育むために、議会運営に関することや政策実施の過程を学ぶ機会を設け、自分の住み暮らす地域の未来を自身の手で変えていくという気概を持った市民感情の醸成に繋げます。そして、市民自ら地域課題を発見し、課題解決に対して投票すべき候補者を選定するプロセスを明確にするために、どの候補者に投票するのかによって地域にどのような影響を与えるのかを理解していただく場を設けることで、今後の投票行動に繋げていただきます。さらに、正会員の皆で、官民協働でまちづくりに取り組み地域に新たな魅力を創出した事例を共有するために、実際に活動をしているコミュニティリーダーの方から地域活性化のポイントを学ぶ事業を開催し、今後のまちづくり運動に対する方向性の統一を図ります。また、まちづくりに対し様々な方面で活動する方の、今後のかしま地域のビジョンについて広く市民の方に知っていただくために、各団体の現状の取り組みを皆で共有し交流を続けられる仕組みを構築することで、これからのオールかしまでのまちづくりに繋げます。

まちづくりは地域に住み暮らす市民と行政とが手を取り合い、共に進めていくことが望ましいと考えます。かしま青年会議所メンバーが先駆けて地域の未来を想い行動し、そこに関わってくださる皆様とともに末永く、明るい豊かなかしまの未来に向けて邁進します。

ひとづくり委員会

まちを成長させるひとづくり

多様化が叫ばれる現代、デジタル化や情報技術の進歩により、様々な働き方やライフスタイルが可能となり、人と人が直接交流する機会が減少し、組織運営や子どもたちの教育環境に変化や影響を与えています。私たちは、多様な価値観を受け入れ、固定観念に捕らわれない柔軟な組織運営スキルを身に付け、直接的な対人関係からのみ得られる感覚や能力の重要性を認識し、地域の将来を牽引するリーダー育成のための機会の創出が必要です。

まずは、現代のリーダーに必要となる能力や経験について理解するために、過去と現代では異なる様々な社会の環境要因を踏まえ、環境変化に応じて求められるリーダー像の調査、研究をすることで、現代のリーダー人材が目指すべき姿を示し、その育成に繋げます。そして、地域を牽引するリーダーとして、柔軟な思想と状況に応じた的確な判断力を育むために、地域の現状や環境変化を認識し、新たな組織運営やマネジメントについて学べる事業を開催することで、新たな時代のリーダーを育成し、長期的な地域発展へ繋げます。

さらに、地域の未来を担う『たから』である子どもたちにとって必要な教育の機会を理解するために、現代の子どもを取り巻く直接交流の機会の調査、研究をすることで、現代の子どもたちの成長過程に大切となる経験や機会を示し、対人関係能力の醸成に繋げます。また、子どもたちの人間関係能力の育成や、かしまの価値を再認識し、地域の明るい未来への強い想い、活力を醸成するために、子どもと大人たちが同じ場所に集い、対面で交流し郷土愛を育む事業を行うことで、未来のかしま地域を牽引する人財の輩出に繋げます。

一人ひとりの成長と、人と人の直接的つながりを通した協働を基本とし、世の中が目まぐるしく変わる中でも自らが住み暮らす地域を誇りに思い、地域の未来を担っていくリーダーシップを発揮できるひとづくり、そして、さらに魅力溢れるかしま地域を創造します。

総務広報委員会

事業の魅力を最大化する効果的な広報戦略への挑戦

かしま青年会議所は、情報発信のためのツールとしてSNSやホームページ、動画配信等、様々なプラットフォームを駆使しているもののコロナ禍の影響が冷めやらぬ現在、事業の実施、集客の難しさは今までと比較にならないものとなっています。人と人をつなぐ情報の在り方も今までとは形が変わってきており、かしま地域の人々にとってこの変化に上手く対応することが出来る環境とより良い情報発信が実践できる機会が必要となります。

まずは、有効な広報活動を提案するために、新旧の広報活動を比較検証し、各委員会のより良い事業の構築に繋げます。そして、情報をより効果的に発信するために、メンバー1人ひとりが情報の発信者であることを自覚し、拡大や事業の情報発信に取り組む事で、主体性を持って事業に関わることが出来るメンバーを創出します。さらに、各事業が目指す目的を高い水準で達成するために、効果的かつ挑戦的な広報戦略を駆使し、各事業の集客の水準を上げます。また、事業毎に必要な広報活動を明確にするために、定期的な広報連絡会議を実施し、事業実施に向けた組織の一体感を創出します。そして、LOMの運動を円滑に進めるために、総務の事務活動を行うことにより、全体がスムーズに活動できるようにサポートをします。さらに、強固な組織となるために、総会を設営開催することで、メンバー自身が組織の方針を決定する重要性を理解し、責任と自覚を深めることにより、組織の理解度を向上させます。また、青年会議所への理解をより深めるために、事業報告会を開催し、運動を振り返り共有することで、事業に積極的に参加する人を増やします。

情報発信の礎は身近にある物が知らない人にとって価値のある物であると気づくことであり、この気付きはかしま青年会議所の成長にも繋がります。この成長を経て事業の魅力が最大化されたかしま青年会議所は、かしま地域に根付いた魅力の溢れる組織となります。

財政局

事業の質を向上させる資本運用への挑戦

かしま青年会議所は地域社会のさらなる発展や明るい豊かな社会の実現を目指して事業を行っていますが、事業費の減少により、限りある予算をより有効的に活用することが求められています。我々が社会的信用や魅力ある団体として確立すべく、事業の魅力が最大化するような適正な予算配分と、慎重な精査、事後の検証、適格な報告、また、会計基準への準拠及び関係法令を遵守し、透明性のある健全な財政運営を展開することが必要です。

まずは、適切な予算編成を行うために、正会員の年会費の徴収管理と財産の管理を徹底することで、限られた貴重な財産を各委員会が安心して運用を行えるような組織体制の構築に繋げます。そして、事業の質の向上、各事業の目的と効果の達成が限られた事業予算での実現に繋げるために、各委員会の議案について活発に協議し、慎重に精査する財政規則審査会議を開催し、より魅力のある事業の構築に貢献します。さらに、地域から信頼され必要とされる組織となるために、財政規則マニュアルや諸規定を再確認し、コンプライアンス遵守を徹底し、健全で安定的な組織運営の基盤の構築の実現に繋げます。また、かしま青年会議所の1年間の財政運用の透明性を高めるために、適格な監査報告、決算書の精査を行い、メンバーの青年会議所運動への理解を深め、今後の積極的な活動へ繋げます。

かしま青年会議所の限られた貴重な財産を適切に管理し、適切な事業予算を執行し組織を魅力的、持続的に成長させ、強固な財政基盤を構築します。組織としての規律やルールを遵守しながら組織運営を行い、地域から信頼される魅力溢れるかしま地域を創造します。

事務局

魅力ある事業へつながる強固で健全な組織運営

青年会議所は多くの会議を重ね一つの事業を構築する団体であり、多様な価値観をもつメンバーが議論をし合いながら事業を構築し、活動を通して得られる多くの経験はメンバー一人ひとりの成長に繋がっています。今年度の青年会議所の運動を推進していくにあたり、各委員会や会議体の健全で規律ある強固な組織運営と自己成長の機会を得られる生産的で良質な理事会等諸会議の活性化によって魅力的な組織の運営が必要であると考えます。

まずは、限られた時間で高い精度を持つ会議運営を行うために、議案書の提出期限の厳守、事前意見や資料の精査を徹底し、良質な会議運営と魅力ある事業の創造に繋げていきます。そして、地域を支えている諸団体の方々との交流と、運動へのご理解とご協力をいただくために、青年会議所の魅力が伝わる新年式典を開催し、地域団体と相互協力によるまちづくりに繋げていきます。さらに、円滑で質の高い組織運営の向上のために、効果的かつ組織的な会議進行を学ぶ機会を創出することで、個々が活発な議論を交わす規律のとれた上質で継続的な組織を創造していきます。また、先輩方が青年会議所活動を通じて培った想いを受け継ぐために、かしまの絆をみらいへ繋ぐ卒業式を開催し、これまでの活動への敬意と感謝の気持ちをもって送り出し、正会員の今後の活動への意欲向上に繋げます。

かしま青年会議所の効率と質を両立した水準の高い会議から生まれるそれぞれの運動により組織が一体感を高められ、その得られた成果から個々の成長がもたらす強固な組織を創造し、理解者や協力の輪を広げかしま青年会議所のさらなる魅力へと繋がっていきます。

PAGE TOP